沖縄文字一覧

沖縄語には共通語にない特有の音があります。それを通常の仮名の組み合わせで表記すると、どうしても1音ではなく、2音で発音されがちになります。そこで、新たに表記文字を作り、沖縄語の発音に対応させる方法があります。沖縄語教育支援文庫の船津好明さんが考案した沖縄文字です。本サイト閲覧するときには、この沖縄文字フォントをあなたのデバイス(パソコンやスマホ)に読み込ませています。そのためページ表示まで時間がかかります。Windows、OSX、iOSであれば、予め沖縄文字フォントをこちらを参考にインストールしておけば、速度が向上しますし、自分で沖縄語を書いてみようとするときにも便利です。

沖 縄 文 字 等 対 比 例 一 覧

 字   音  使 用 例  字    音 使 用 例
トゥ、tu 婢い(鳥) ?ju 搜ん(言う)
ト、to とーふ(豆腐) ユ,’ju ゆんたく(おしゃべり)
ドゥ、du 嬨し(友達) ?jo 摒ーいー(おさな子)
ド、do どーぐ(道具) ヨ,’jo よーんなー(ゆっくり)
ティ、ti 廒ーだ(太陽) ウヮ,?wa 敖ー(豚)
テ、te だてーん(大いに)  ワ,’wa わーむん(私のもの)
ディ、di ふ廙(筆) ウィ,?wi 晴ー(上)
デ、de でーじ(大変なこと) ヰ,’wi ゐなぐ(女)
クヮ、kwa 彩じ(火事) ウェ,?we 朗んちゅ(鼠)
カ、ka かじ(風) ヱ,’we わじゃゑー(災い)
グヮ、gwa 徭んく(頑固)   ?N 望み(梅)
ガ、ga がんちょー(眼鏡)  ン、’N んみ(嶺井<地名>)
クィ、kwi 惘ー(声) ‘i 杖ん(縁)
キ、ki きー(木) イ、?i いん(犬)
グィ、gwi 慎ーく(越来<地名>) ヲゥ、’u 歹婢(夫)
ギ、gi かーぎ(容ぼう)  ウ、?u う婢(音)
クェ、kwe 愈ー(桑江<地名>)   ‘e 殺ーま(八重山)
ケ、ke けー(粥)  エ、?e えーさち(挨拶)
グェ、gwe 憎ったい(ぬかるみ)  オ、?o おーじ(扇)
ゲ、ge にげー(願い)  ヲ、’o をーじ(王子)
フヮ、hwa なー慠(那覇) スィ、şi 流がた(姿)
ハ、ha はな(花) シ、si しち(七)
フィ、hwi 懲ー婢(いるか) ズィ、ʐi 滛んぶん(知恵)
ヒ、hi ひや(威勢の声) ジ、zi じー(字)
フェ、hwe 戴ー(南) ツィ、çi 滋ち(月)
ヘ、he へい(目下への呼びかけ) チ、ci ちー(血)
?ja 揄ー(お前、君) ヅィ、 ʐi みか漢ち(三日月)
ヤ,’ja やー(家) ヂ、zi ちぢん(鼓)

音記号は沖縄語辞典(国立国語研究所)による。「?」は破裂音、「’」は不破裂音。
破裂不破裂の区別は単語の語頭だけ、語頭以外では通常の文字を使用。例、婢い(鳥)。
「流」以下は文語用、口語では「流→し、滛→じ・ぢ、滋→ち、漢→ぢ・じ」となる。